作品集『戸谷成雄 彫刻』

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作品集『戸谷成雄 彫刻』

作品集『戸谷成雄 彫刻』がT&M Projectsから刊行されました。

本書は「戸谷成雄 彫刻」展の開催を記念して制作され、長野県立美術館と埼玉県立近代美術館それぞれの会場出品作に加え初期から近年までの重要作品を網羅した、まさに「戸谷成雄」の「彫刻」を堪能できる一冊です。

『戸谷成雄 彫刻』
デザイン

鈴木聖

発行

T&M Projects

言語

日本語 / 英語

ISBN

978-4-909442-39-0

仕様

A4変型、320頁、上製本(スリーブケース入) / 並製本

収録テキスト

 

– 戸谷成雄インタビュー
– 対談 戸谷成雄 × 遠藤利克 (再録原稿)
– 論考:峯村敏明 (美術評論家/再録原稿) 、建畠晢 (埼玉県立近代美術館館長)、佐原しおり (埼玉県立近代美術館学芸員)、松本透 (長野県立美術館館長)、鈴木幸野 (長野県立美術館学芸員)、 新藤淳 (国立西洋美術館主任研究員)、冨井大裕 (美術家)、勝俣涼 (美術評論家)
– 戸谷成雄年譜
– 主要文献目録 など

 

*並製本(ソフトカバー)と上製本(ハードカバー)の2種類あり、内容は同じものになります。
*上製本版はスリーブ付、部数限定の販売となります。上製本版はギャラリー店頭でも販売いたします。お気軽にお声がけください。

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Shigeo TOYA | ShugoArts
戸谷成雄
Shigeo TOYA

1947年長野県生まれ。埼玉県在住。ポスト・ミニマリズムやもの派といった潮流の中で解体された彫刻の再構築を試みて、1970年代より一貫して人間の存在認識に通じる彫刻の原理とその構造を追求し、作品制作による実践によってその本質と可能性を提示し続けてきた。洞窟絵画、ギリシア・ローマ彫刻から現代に至る古今東西の芸術史観を自由に往来し、類い稀な彫刻論に裏付けされた作品群により、日本、アジア、パシフィックを代表する彫刻の第一人者と目されて久しい。2004年芸術推奨文化科学大臣賞、2009年紫綬褒章受章。武蔵野美術大学彫刻科名誉教授。

 

主な展覧会に「戸谷成雄 彫刻」長野県立美術館(長野、2022-2023)、埼玉県立近代美術館(埼玉、2023)、「視線体:散から連 連から積」シュウゴアーツ(東京、2022)、「⼾⾕成雄 森―湖:再⽣と記憶」市原湖畔美術館(千葉、2021)、「視線体」シュウゴアーツ(東京、2019)、「戸谷成雄─現れる彫刻」武蔵野美術大学 美術館・図書館(東京、2017)、「洞穴の記憶」ヴァンジ彫刻庭園美術館(静岡、2011-2012)、「戸谷成雄 森の襞の行方」愛知県立美術館(愛知、2003)、光州ビエンナーレ<アジア賞受賞>(光州、2000)、「視線の森」広島市現代美術館(広島、1995)、「<山–森–村> 戸谷成雄」町立久万美術館(愛媛、1994)、「第1回アジア・パシフィックトリエンナーレ」クイーンズランド・アートギャラリー(ブリスベン、1993)、「第43回ヴェニスビエンナーレ」ジャルディーニ公園日本館(ヴェニス、1988)。主な出版物に2014年『戸谷成雄 彫刻と言葉 1974-2013』(ヴァンジ彫刻庭園美術館)、2017年『戸谷成雄─現れる彫刻』(武蔵野美術大学 美術館・図書館)など。