生きとし生けるもの
展覧会情報
2016年7月24日(日) – 11月29日(火)
ヴァンジ彫刻庭園美術館
1957年東京生まれ。1996年サンパウロビエンナーレ日本代表。1997年ヤン・フート氏に招かれ渡欧、以降ベルギー・ゲント市を拠点に各地で現地制作を行う。2006年に帰国、福山市・鞆の浦を拠点に活動。2017–2023年東京藝術大学教授。「存在することで少しも失墜しない絵画」を目指し、カンヴァスの布地を片手で支えながら擦り込むようにして色を載せ、同時に木枠に張りながら絵画を立ち上げていくという独自の手法を編み出した。 その状況でしか生まれ得ない作品形態と独自の明るさをもつ絵画を生み出し続けている。
主な個展に「自由について」シュウゴアーツ(東京、2023)、「この星の家族」シュウゴアーツ(東京、2021)、「画家とモデル」シュウゴアーツ(東京、2019)、「ART TODAY 2012 弁明の絵画と小林正人」セゾン現代美術館(長野、2012)、「この星の絵の具」高梁市成羽美術館(岡山、2009)、「STARRY PAINT」テンスタコンストハーレ(スウェーデン、2004)、「A Son of Painting」S.M.A.K(ゲント、2001)、「小林正人展」宮城県美術館(宮城、2000)など。主な著作に『小林正人 MK』(HeHe、2024)、『この星の絵の具[中]ダーフハース通り52』(アートダイバー、2020)、『この星の絵の具[上]⼀橋⼤学の⽊の下で』(アートダイバー、2018)。主なコレクションに、いわき市立美術館(福島)、ヴァンジ彫刻庭園美術館(静岡)、宇都宮美術館(栃木)、S.M.A.K. /ゲント市⽴現代美術館(ゲント)、東京国⽴近代美術館(東京)、東京都現代美術館(東京)、宮城県美術館(宮城)など。
三重県津市生まれ。1970年代にスペインに渡り、スイスを経て1980年代前半よりドイツを拠点に活動。1991–2015年ベルリン芸術大学教授。2014年より女子美術大学大学院客員教授。2019年芸術選奨文部科学大臣受賞。イケムラはペインティング、テラコッタ、ブロンズ、ガラス、写真、詩といった多様なメディアを用いて制作を続ける。絵画・彫刻ともに伝統的な素材を用い、高い精神性を含んだ作品が国内国外から高い評価を受けている。
主な個展 に「イケムラレイコ ― 機知にとんだ魔女たち」Georg Kolbe Museum(ベルリン、2023)、「イケムラレイコ うさぎの年」Museo de Arte de Zapopan (メキシコ、2023)、「限りなく透明な」シュウゴアーツ(東京、2022)、「Toward New Seas イケムラレイコ 新しい海へ」バーゼル美術館(スイス、2019)、「NordiskaAkvarellmuseet」Skärhamn(スウェーデン、2019)、「土と星 Our Planet」国立新美術館(東京、2019)、「All About Girls and Tigers」ケルン市立東洋美術館(ドイツ、2015)、「PIOON」ヴァンジ彫刻庭園美術館(静岡、2014)、「うつりゆくもの」東京国立近代美術館 / 三重県立美術館(2011) など。
主なコレクションに国立国際美術館(大阪)、聖コロンバ教会ケルン大司教区美術館(ケルン、ドイツ)、東京国立近代美術館(東京)、東京都現代美術館(東京)、バーゼル美術館(バーゼル、スイス)、ポーラ美術館(神奈川)、ポンピドゥー・センター(パリ、フランス)他多数 。