ShugoArts

三嶋りつ惠

光の場 HALL OF LIGHT

2019.12.7 Sat - 2020.1.25 Sat
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私のガラスは透明
光を透し 周囲の景色を取り込み
観る人とその心を映しながら
もうひとつの世界へといざないます

光に彩られたガラスのフォルムは
観る人それぞれの意識とともに生まれ
クリスタルのエネルギーを反射します

ムラーノの職人がひとつずつ形にした22,000個のガラスのビーズが
宙から繋がった光のシャワーに包まれ
至福の時間が生まれます

その奥に透明なガラスと人とが出会い
対話する光の場が広がります
ひとつの空間を共有し
ガラスをとおして宙のエネルギーと向き合い
思い思いの言葉を交わします

 

三嶋りつ惠

 

三嶋りつ惠, SPIN, 2019, glass, 53.5×38.5cm

 

三嶋りつ惠がガラス作品を制作するヴェネツィアに訪れた⼈は誰しも、⽔の都を燦々と照らす空⾼い太陽と⽔⾯に反射する多彩な光のきらめきを思い出すのではないでしょうか。美しい陽の下で⼈々は挨拶を交わし合いひとときをわかちあう、そのような光景が⽇常的に繰り広げられます。三嶋りつ惠はヴェネツィアにおいて光を作品という形にしています。古来より我々は光を通じて⽬には⾒えない存在へ想いを馳せてきました。三嶋が⽣み出す光もまた物質的な現象に⽌まらず、私たちが⼼の中に⾒出す光であり、時を超えて記憶の中でいつまでも輝く光であり、神聖なものへ捧げる感謝や希望の光でもあります。

今展において三嶋は宙から降り注ぐ光の姿や、光を通じて⼈と⼈が出会い繋がりあう場を作り上げます。近年美術のみならず建築、ファッション、デザインとジャンルを問わず横断的な活躍が続く三嶋りつ惠のさらなる展開を是⾮体感ください。

2019 年11 ⽉ シュウゴアーツ

 


 

三嶋りつ惠は1962 年京都⽣まれ、1989 年からヴェネツィアに移住、1996 年よりムラーノ島の硝⼦⼯房に通い始め職⼈とのコラボレーションにより作品を⽣み出す。2011年から住まいを京都に移し、ヴェネツィアと往復する⽣活を送る。主な個展に2013 年「IN GRIMANI」(国⽴パラッツォ・グリマーニ美術館、ヴェネツィア)、2011 年「あるべきようわ」(資⽣堂ギャラリー、東京)、2010 年「Frozen Garden / Fruits of Fire」(ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン 美術館、ロッテルダム)。グループ展に2017 年「アジア回廊 現代美術展」(⼆条城、京都)、2014 年「ヨコハマトリエンナーレ2014」(横浜美術館)、2009 年「第 53 回ヴェネツィアビエンナーレ 」(ヴェネツィア館)など。

 

 

三嶋りつ惠, VITA, 2019, glass, 46.5x39cm

 

展覧会概要
三嶋りつ惠「光の場 HALL OF LIGHT」
2019年12月7日(土) – 2020年1月25日(土)
*12月7日は作家が在廊いたします。
冬季休廊:2019年12月29日(日) – 2020年1月6日(月)
会場:シュウゴアーツ 106-0032 東京都港区六本木6丁目5番24号 complex665 2F
火〜土曜 午前11時 – 午後7時 開廊(日月祝休廊)