ShugoArts

イケムラレイコ
ME ZA ME

2009年10月10日(土)− 11月21日(土)


イケムラレイコ Leiko IKEMURA
Floating
2009, tempera on jute, 60x70cm

彼女たちは眼を閉じることによって、鑑賞者の視線から逃れられるのかもしれない。
イケムラレイコ

シュウゴアーツではイケムラレイコの個展“MEZAME”を開催いたします。
イケムラの作品では少女、鳥、水平線などが様々な意味をもったメタファーとして描かれてきました。それらは象徴的に描かれているが故に様々な意味をもって存在しています。“Lago with a girl ”と題された作品では眠っているかのような少女とライオン、その上には楕円形の枠の中に水平線を伴った風景が描かれています。その風景は少女たちが思い描いているイメージの風景にも見えますが、それと同時に少女たちが存在している風景とも見ることができます。あるいは風景が我々の意識に強く現実性を意識させることにより少女たちを幻想的な存在へと変化させます。これらのことは私たちに想像的なものと現実的なもの、象徴性と実在性の間での“ゆらぎ”を強く印象づけます。イケムラの作品はこの意識の変化や境界線を行ったり来たりすることによりあらわれる、“中間に存在するもの”を示唆しているのです。

ME ZA MEME ZA MEME ZA MEME ZA ME

三重県生まれ。1973年に渡欧。現在ベルリンとケルンを拠点に活動。2009年August Macke賞受賞、主な個展に2000年地平線を越えて(豊田市美術館)、2004年-2005年Leiko Ikemura Skulptur・Malerei・Zeichnung(レッキングハウゼン・クンストハレなど)、2006年u mi no ko(ヴァンジ彫刻庭園美術館)、2008年Leiko Ikemura: Day, Night and Half Moon(MUSEUM ZU ALLERHEILIGEN SCHAFFHAUSEN、スイス)。グループ展に2004年 愛と孤独、そして笑い(東京都現代美術館)、アートが紡ぐ物語(森美術館)、2006年 ベルリン-東京(ノイエナショナルギャラリー)、2008年 現代美術への視点6 エモ―ショナル・ドローイング(東京国立近代美術館)など。
シュウゴアーツでは3年ぶり3回目の個展になります。

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FloatingLago with a girlLago maggioreLago with a lying figureRed TreesM-scapeTata島の女 #7